モリンガは抹茶や大麦若葉に近い風味があります。
ワサビノキという和名から「辛い」「苦い」「ピリピリ」などのイメージをもっている方もいるかもしれません。
牛乳やヨーグルトに混ぜるとわかりづらいので、今回はモリンガパウダーだけをそのまま味わい、匂いを嗅いで、風味を検証してみました。
モリンガパウダーはどんな味がするの?
モリンガパウダーは葉っぱの粉末なので、青汁や抹茶の仲間です。
青汁の原料にはケールや明日葉、大麦若葉などが使われていますよね。
おなじように、モリンガパウダーはモリンガを原料にした青汁です。
人によって感じ方は違いますが、青汁の中では大麦若葉に近い風味です。
大麦若葉は抹茶のような風味と表現されることが多いと思います。
モリンガパウダーと牛乳を混ぜて飲むと、抹茶ミルクのような味わいになります。
抹茶よりも苦味が少ないので、お子様でもおいしく飲めると思います。
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モリンガパウダーは辛い・苦い・ピリピリ?
モリンガは和名でワサビノキと呼ばれています。
そこから「辛そう」「苦そう」「ピリピリしそう」というイメージを持たれるかもしれません。
弊社のモリンガパウダーで実際に試してみました。
モリンガパウダーだけを舌の上で転がすように味わうと、後味でピリッとした感覚がわずかにありました。
また、ぬるま湯に溶かすとより強くピリッとした匂いを感じます。
こうした味覚は個人差が大きく、お客様のなかにはそのままでは辛くて食べられないので、ヨーグルトにかけて食べているという方もいらっしゃいます。
参考:最年少のお客様は2才児?
味に関するおもしろいご感想をお客様からいただいたことがあります。
ある日、お客様の2歳のお子様がモリンガパウダーを舐めてしまったそうです。
その時は珍しさで舐めているだけかと思ったそうですが、その後もモリンガパウダーを何度か舐めようとすることがあったそうです。
お子様がモリンガパウダーを舐めると機嫌が良くなるので、それからは親子でモリンガパウダーを食べているそうです。
※モリンガを多量に食べるとお腹がゆるくなることがあります。特に体重の少ないお子様は、大人よりも少量で影響を受けますので、十分に注意して下さい。
参考:「辛み」は味ではない?
この記事では、「辛み」を味として説明しています。
しかし、生理学的には「辛み」は「味」ではなく、「刺激」として分類されます。
口の中の味蕾(みらい)という器官によって、感じることができるのが「味」です。
現在は「甘味」、「酸味」、「塩味」、「苦味」、「うま味」の5つが五基本味として、認められています。
一方で、「辛み」を感じる味蕾はなく、痛覚に近い刺激を感じているということがわかっています。
おなじように、ガムや湿布薬などでおなじみのメントールも、味ではなく、清涼感のある刺激です。
ちなみに、インド伝統医学のアーユルヴェーダでは、「甘味」、「酸味」、「塩味」、「辛味」、「苦味」、「渋味」を味と考えています。
この記事では生理学的な厳密さよりも、モリンガの風味をお伝えすることを優先して、辛みを味として記載していることをご了承下さい。
モリンガはどんな香りや匂いがする?
モリンガの香りはわさびを少し弱くしたような匂いがします。
モリンガパウダーの袋を開けて鼻を近づけると、わさびのツンとした匂いと葉の青々とした香りを感じることができます。
しかし、食品として少量を食べる際には、匂いを強く感じるほどではありません。
個人的な感覚ですが、水で溶いて飲もうとすると、わさびの匂いを感じます。
牛乳やヨーグルトに混ぜると、抹茶の匂いがします。
東南アジアでは料理の臭みを消したり、風味を付けたりするために、モリンガをスパイスとして利用しています。
モリンガの味を料理に加えるというよりも、風味の調整が目的です。
まとめ
モリンガの味は抹茶や青汁(大麦若葉)に近い風味がします。
また、モリンガの香りはわさびを弱くしたような匂いがします。
モリンガの香り自体は弱いので、他の食材と一緒に使うとあまり良くわからないかもしれません。
モリンガパウダーを牛乳やヨーグルトに混ぜると、抹茶ミルクや抹茶ヨーグルトにとても近い風味になります。
モリンガ生活では、味や匂いに不安を感じている方向けに、少量の50gからモリンガパウダーを販売しています。
また、モリンガの味が苦手な方向けには、手軽に飲めるモリンガ粒も販売しています。
ご興味のある方は、少量から試してみて下さい。